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2025/10/12 00:00

パラレルワールドのBMU忍くんと出会うお話のメイキングです🌙
メイキングと言いつつ、普段小説を書く時の心構えのことやお話の裏話などがメインになっています。

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使用ツールはSimplenoteです。携帯・PC両方からアクセスして作業しています。
ブラウザ・携帯アプリから内容を同期できるテキスト専用のクラウドサービスです📒
軽くて同期速度も速く気に入っています。

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箇条書きでプロットを立てます。
会話文が想像できる場合はセリフも一気に書きます。
このお話は脳内でかなりこねくり回していたのでかなり細かく書いていますが、普段はもっとざっくりしています。
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今回のお話はプロットが詰まりまくっていたおかげで本文で躓くことがほとんどなかったので、普段からこのくらい詰められていたらかなりスムーズに書けそうな気がします。


このお話は『Ringing evil phone』がモチーフ……というか、この楽曲のMVで忍くんを何回も踊らせてるうちに勝手に妄想に憑りつかれた感じです。😂

プロットが立てられたらあとはそのまま本文執筆に入ります。
私は集中力がなくすぐネットを見たりしてしまうので、最初はとにかく書き進めることを意識しています。
最初から最後まで書き上げさえすればあとは加筆修正するだけになるので……。

普段文章を書くときは、読んでくれる人に自分の意図が100%で伝わるように意識して書いています。
文章を書いていると自分の頭の中で完璧に景色を描いているが故に、あとで読んだときに説明不足で「あ~自分に酔ってるな~」という文章になることがあるので、何度も読み返しつつ描写を増強します。
特に主語や目的語(誰が?何を?何に?)はしつこく書くようにしています。

また、どの漢字を開くかにも気を使っています。
語り手のキャラが難しそうな漢字も知っていそうだったら難しい漢字も使いますが、基本的に難しい漢字は素直にひらがなで書くようにしています。
単純にひらがなが多い文章の方が好みなのもあるのですが、文章を読んでいて知らない漢字が出てきたら若干引っかかってしまうので……。
可読性の問題で、あまりにもひらがなが連続して逆に読みづらいときは、漢字にルビを振ったり傍点を付けたりします。
でも難しい漢字でも、使いたさが勝ったら使うときもあります。覚えたての言葉はすぐ使いたくなってしまうので……。

全体的に「読みやすさ」をかなり優先させて書いています。
なぜなら小説は読み終えるまでにハードルがいくつもあるから……。
せっかく書いても最後まで読んでもらえなかったら悲しいので、読みづらさをなるべく排除して書きます。
趣味が合わないなどは仕方がない部分ですが、キャラ解釈が合致してるのに文章の読みづらさで離脱されてしまったら悲しすぎる😭

余談…せっかくなのでこのお話の裏話をしておくと、このお話に出てくるゲームセンターは実際の場所をモデルにしています。
大阪にジャンジャン横丁という商店街があるのですが、そこにあるゲームセンターをモデルにしました。
ジャンジャン横丁は結構狭くて立ち飲み屋さんとか串カツ屋さんがひしめいてる、かなり下町っぽい雰囲気のある場所です。というか、かなりディープな場所です笑

子供の頃、両親と一緒に外でご飯を食べた後そこのゲームセンターで遊ぶことが度々ありました。
そこは夜でも遊べた記憶があるのですが、調べてみるとその頃には既に子供の深夜帯のゲームセンターの入店は法律で禁じられていたらしく……当時はゆるかったのかもしれないです。もしくは保護者同伴だったらOKだったのかも……。
とにかくその時の記憶と、あと昔繁華街や地下街にちょくちょくあった怪しい暗いゲームセンターの記憶も思い出しつつ書きました。

冒頭で忍くんに絡んでいるおじさんが関西弁なのも、パラレルワールド(異界)感を出したかったのもありますが、大阪のゲームセンターがモデルなのも理由の一つです。

色々なことを考えながら本文が書けたら、全体の字数にもよりますが3~5回くらい読み返します。
誤字チェック、描写が不足している部分の補足、あとは登場人物の感情がブレていないかどうかのチェックをします。
長編の場合は登場人物の感情の動きまでプロットに盛り込みますが、短編だと面倒くさがってやらないです。
最後まで本文を書いた後に、後付けでも感情の動きを整理しておくと加筆しやすいと思います。

今回のお話も読み返すと夢主の感情がブレてる気がしたんですが、

・どこか分からない場所に来た、自分の持ち物が変わっている困惑
  ↓
・大好きな忍くんに会えて嬉しい
  ↓
・別人のような忍くんに翻弄され、自分がこれからどうなるか分からない/今まで出会ったことの無いタイプの子供に翻弄される恐怖
  ↓
・自分の常識と離れたことが立て続けに起こっているので思考を放棄、大好きな忍くんに会えた嬉しさに逃避
  ↓
・現実っぽい要素(指輪が食い込む痛みと夜風の肌寒さ、背中に伝わる衝撃)とさっき味わわされた恐怖感を再現され現実に戻されつつも、甘い言葉と仕草で曖昧にさせられる

と言語化すると筋が通っている気がするので、これに沿って心情描写を書き足しました。

何回も読み返して本当に完成したら、サイトにアップロードしておしまいです。
お疲れ様でした!

最後までお読みいただきありがとうございました!
何か役に立つ部分があれば幸いです🌈