こちらのイラストのメイキングです！
使用ツールはCLIP STUDIO PAINT、機材はSurface Pro 7+です。
今のご時世はもっと分かりやすいお絵描き講座がたくさんありますので、学びを得る目的ではなく「こうやって絵を描く人もいるんだなぁ」と思いながら読んでいただけますと幸いです🙇♀️
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家にあるポーズ人形を触りながら構図を考えます。
使っているポーズ人形はS.H.Figuartsさんのボディくんです。
髪型パーツとローファーパーツに助けられています🙏
上のアタリは描きなおしてるので最初に描いたものとは違いますが、雰囲気はこんな感じです。
ざっくりのアタリが取れたら一回そのままペン入れできるレベルまで下書きを描きます。
ペン入れは極力ある線をただなぞるだけの作業にしたいので、ここで結構詰めますし、一番時間がかかります。
描いてみて、頭が大きい気がするのと足が短い気がしたので修正します。
頑張ってパースっぽいものを付けたらいい感じになりました。頭も小さくしました。
あと、前の段階から「キャンディをこっちに向けてきている」という構図のつもりだったのですが、全く描けていなかったので気合いで描きました（具体的には、机に置いてあるペンを左手で持って、それを鏡で見ながら必死に描きました）。
余談ですが、最近コスプレを始めたことによって服とか髪（ウィッグ）を立体的に見られる機会が増えたので、そういう部分が前より描けるようになった気がします。
服のしわとかは、迷ってる間に似てる服を着て鏡の前で見た方が早いことに気付きました。
あとキャラのポーズも一回実際にやってみた方がポーズの説得力が出るなあと思います。
ポーズ人形の可動域と人間の可動域はもちろん違うんですが、これは「ポーズ人形は正座ができない」などの意味だけでなく、「人間だとつらい姿勢もポーズ人形ならできてしまう」こともたまにあります。
右手のフワフワがよく分からなかったので、スクショもたくさん撮りました。
もっと袖長かったか……と後悔します。
下書きが終わったら頑張ってペン入れします。
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ペン入れに使ったペンです。「かしペン」を使っています。
普段の漫画もかしペンで描いています。
この絵は装飾が多いので何枚かに分けていますが、普段から顔のパーツだけは最低でもレイヤー分けしています。
顔のデフォルメが強めの絵柄なので、バランスを考えて微調整できるようにするためです。
以前は面倒くさがってレイヤーを分けてなかったのですが、ペン入れした後に顔のバランスを触ることがちょくちょくあったので、分けるようになりました。
実際この絵もペン入れの後に目のバランスを変えてます。
ペン入れが終わってとりあえずベタとトーンをしました。
この時点ではトーンは60線ですが、最終的に70線にしました。
ベタで消えた線の白抜きは、ベタレイヤーを薄くしてからしてあげるとすごくやりやすいです。
モノクロ絵や漫画原稿は、統一感を作ったり管理を楽にする目的で使うトーンの濃度を決めています。
今回も同じパレットを使ってトーンを貼りました。
ベタや暗めのトーンを広範囲にベタッと広げたままにするとのっぺりする気がするのでいい感じに抜きます。
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漫画原稿でもすごく重宝しています。すごくお勧めです！！
網トーンだけだとやはりのっぺりする気がするので適度にノイズトーンを貼ります。
背景を足しました。素材をお借りしています。
また、トーンを貼ったら目力が下がった気がするので目だけ線を太くしました。
漫画の背景を描くのは楽しいんですが、イラストの背景は極力描きたくないな……と思います。不思議なことに……
なので背景素材は有償でも遠慮なく購入します。
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ファイル /pict/ES/shinobu/013.webp は見つかりませんでした。スラッシュで始まる絶対パスは、ドキュメントルートからの絶対パスだと解釈される点にご注意下さい。◆なお、サーバ内の /home/mizuiro0730/pub/milk-candy/pict/ES/shinobu/013.webp の位置を調べた結果、存在しないと判断しました。◆もしサーバ内のフルパスが正しくないなら、システム設定の「ドキュメントルートの位置」項目を編集して下さい。
背景にトーンを貼って完成です。
全体的に忍くんがキャンバスの上に偏っている気がしたので調整しました。
影も足しました。
こちらのブラシも漫画原稿でよく使っています。
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覚えていたら絵にサイトのアドレスを入れますが、忘れることも多いです。
今回のフォントはKKM-アナログテレビフォント v2です。
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トーンを貼った絵をwebに上げる際は全体にガウスぼかしを2～3で掛けます。
これでサムネとして縮小された際のトーンのガビガビが無くなります。
今回のイラストは印刷を想定していたのでB5 600dpiで描きましたが、そのままだと大きすぎるので縮小＋ファイルサイズの圧縮をします。
縮小・圧縮作業はSquooshというサイトで行います。Googleが開発したサイトとのことで、ありがたく使わせていただいています。
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今はそんなこと無い気がしますが、以前は自分の環境だと2000pxを超えるサイズだと表示させたときに動作が重くなっていたので、その時の習慣で2000px程度を目安に縮小させています。
ついでに拡張子もwebpに変換します。
私自身も知識がないのでここは何となくなのですが、pngやjpegなどの広く普及されている拡張子よりマイナーな拡張子の方が悪用されにくい……気がします。何となくです。
もちろん容量の圧縮が一番の目的ですが……。
ここまで終わらせたらサイトにアップロードしておしまいです。
お疲れ様でした！
最後までお読みいただきありがとうございました！
モノクロイラストはカラーイラストとは使う脳の部分がまた違う気がして、描いてて楽しいです！
何か役に立つ部分があれば幸いです✨